笑う時の日記

生かされも殺されもする。それが笑い。その魅力が伝われば。

ベストパフォーマンス第一夜 

九月八日㈰にMBS・TBS系で『ベストパフォーマンス』という特番の第一夜が放送された。元々、過去に二回『芸人ベストパフォーマンス』というタイトルで放送された特番を時間縮小三週連続で芸人以外の演者を入れて、放送するという番組である。

一回目はフルで見て二回目は断片的に見た。この番組は演者が時間の指定を好きに出来、一切編集によるカットがなされない。よって普段出来ないネタやカットされる部分を演者がやることが出来るのだ。後ろの液晶の演出も近未来的で面白く(今回のロバートのコントでは液晶画面に障子の戸の絵が描かれていた)、カメラのカット割りも上や下から見上げる視点があり斬新であった。なので、今回も観てみた。

 

うーーん、一時間というのもあるし演者の好き嫌いもあるけど、もう少し面白くできたのでは!?

ジャルジャルとロバートは好みの問題だから、言及はしたくない。

ただ、前の放送はバラエティに色々な演芸に富んでいたのが面白かったのだし、折角芸人の枠を外したんだから、渡辺直美(口パク物真似) / ロバート(コント) / 原口あきまさ(物真似による昔話) / AFRA(ヒューマンビートボックス) / ジャルジャル(コント)は被りが二つもあって寂しい。ジャルジャルとロバートなんてクドイところも似てるんだから。特番だから余計に・・・・。然もその後の面子を見る限り、漫才は無いみたいだ。いや、ジャングルポケットがもしかしたらあり得るけど、そんなに好きな芸人じゃない・・・・。

芸は原口あきまさが良かった。他番組でやっていた昔話のフルバージョンで、落ちの江頭2時50分の真似が最近の謝罪だったので大爆笑。とにかく芸人の数が増えたので、昔は満足いく時間が与えられていたのが今や持ち時間二、三分なんてザラなのでこういう番組は大変貴重だ。こうやって特番を続けられるという事はやはり需要があるんだろう。でも、同じ系列で似たようなコンセプトだった『演芸パレード』はどうして終わっちゃったんだろう?