笑う時の日記

生かされも殺されもする。それが笑い。その魅力が伝われば。

R-1ぐらんぷり2014 決勝進出者決定!!からの優勝者予想

(Aブロック)レイザーラモンRGレイザーラモン) / ヒューマン中村 / TAIGA / スギちゃん
(Bブロック) 小森園ひろし / ミヤシタガク / やまもとまさみ / 中山女子短期大学
(Cブロック) バイク川崎バイク / 馬と魚 / おぐ(ロビンフット) / じゅんいちダビッドソン※今後に影響するかもしれないネタバレ含みます。その点も含めて決勝のテレビ放送を楽しみたい人だけ閲覧ください。

今回はこのような結果に。正直、当日準決勝の会場にいた自分としては当日のウケ具合も含めておぐとやまもとまさみは納得いかない。同じあたふたスベリ芸の類もスギちゃんよりBKBの方がクオリティが高かった。今回は連続進出がヒューマンとスギちゃん。返り咲きがやまもと。

各芸人の準決勝での芸ジャンルは

(Aブロック)RG 物真似漫談 / ヒューマン中村 フリップ漫談(ショートコント寄り?) / TAIGA 漫談(BGMにのせての) / スギちゃん 漫談(BGMにのせての)

(Bブロック)小森園ひろし  コント/ ミヤシタガク コント / やまもとまさみ コント/ 中山女子短期大学 唄う替え歌に呼応したフリップ芸

(Cブロック)バイク川崎バイク 漫談 / 馬と魚 物真似ギター歌漫談 / おぐ コント/ じゅんいちダビッドソン 物真似漫談

といったところであった。フリップ芸人は二人に留まり、広義の範囲で漫談が七人(自分の身一つ口ひとつの純粋な漫談家はBKBのみ)と多いか。コントが四人。物真似の要素が三人。広義の音楽ネタが五人(歌を唄うのは三人)。そしてスベリ芸の要素が五人か。

この大会に限らず決勝進出や優勝・準優勝に限らずその後のテレビでのブレイクは確実なのではないので、優勝予想にどれほど意味があるのかは分からないがどんな大会になるか予想をしたいと思う。

RGはコンビで出たTHE MANZAIの時と同じく一番手。THE MANZAIの時以上にどんな結果になろうと、場を滅茶苦茶に荒らして欲しい。ヒューマンは演者・ネタ両方の力がついてきたので正統派の力を見せて欲しいがやはり地味か。TAIGAは最近やり始めたR&Rお前誰だよ漫談はテンションで誤魔化してるのでブロックを勝ち抜いてもキツいのでは。前にやっていた他のネタでもキツい。スギちゃんも演者自身が予期せぬあたふた芸なのでブロックを勝ち抜いてもキツいだろう。

小森園はネタを見た限りでは正統派のメリハリがついた芸風に感じたが意外性が無いか。ミヤシタガクはちょっと捻った芸風だが準決勝の黒いテイストは当日の空気や客層で全くハマらない可能性がある。やまもとまさみも少し女々しさの感じる微妙なニュアンスで笑わすコントはキャッチ―さに欠ける。中山女子短期大学の実力は未知数だがそのシュールさと力技がハマらない可能性もある。

BKB。客の盛り上げもうまいし展開や間のつくりも巧い。でもクドイかな?馬と魚。今大会の決勝進出者で最も芸人らしいショウマン気質の芸風。でもマキタスポーツと違ってあっさり感があるか。おぐはガヤのBGMに突っ込ませることで自分の手間や弱点を省いたのでロビンフットでの時より自由な発想が出来ればイケるか。じゅんいちダビットソンの物真似無回転漫談は最後の出番になってしまったら厳しいかもしれないが、スギちゃんが最後の出番ながらブロックを勝ち抜いた例があるから可能性はある。

最終的に捻りと正統派で好き嫌いが分かれないという点で考えるとやっぱり優勝はヒューマン中村か。いや分からない。個人的にはそろそろ吉本以外の優勝者が欲しいので、ミヤシタガクとじゅんいちダビットソンにも優勝してもらいたい。というか大阪予選はみんな吉本所属なのね。いずれにせよ後悔のない全力のネタを芸人全員やって今後につながる衝撃を残して欲しい。

中々、厳しめの論調で分析をしたが今回は攻めた面子が選ばれたと思っている。なのでカオスな様を楽しみたい。しかし『演芸パレード』で活躍した芸人で大会に結果を残した芸人が流れ星だけになっちゃったか。。。5GAPも西村ヒロチョもあばれる君も駄目だった。